逆流性食道炎の薬
胃液や胃の内容物などが、胃から食道へ逆流することによって食道の粘膜が炎症を起こす病気が逆流性食道炎です。
胃の粘膜と違い、食道の粘膜は胃酸の消化力を防ぐ機能を持っていません。
そのため強い胃酸が食道に逆流すると粘膜があっという間に炎症を起こしてしまいます。
逆流性食道炎には、症状をやわらげる薬が処方されます。
主に飲み薬が使用されます。
胃酸分泌抑制薬により、胃酸の出すぎをおさえます。
消化管運動機能改善薬により、食道の運動機能を改善し、胃酸の逆流を生じにくくします。
また消化管の運動を活発にし、食物が長時間胃に留まらないようにします。
制酸薬剤により、胃酸を中和して症状を改善します。
これら薬の投薬以外にも、生活習慣の改善によってかなり症状がよくなります。
まず、和食中心の食事スタイルにします。
食事が欧米化することにより日本人でも逆流性食道炎が増えたと言われています。
あまり脂っこいものを食べない食事習慣が好ましいのです。
食事の量も、腹八分目を心がけます。
食べすぎは胃酸の過剰分泌を促します。
また、刺激の多い、しょっぱいものや辛いものなどは極力とらないようにしましょう。
肥満にならないよう、日ごろから運動を心がけましょう。